【宿泊記/2023年夏】フランスエズ村の絶景ホテル、シャトーエザとレストランをレビュー

フランスエズ村シャトーエザ宿泊記 ホテル宿泊記

ニースから日帰りで行くことができる「鷲の巣村」、エズ。ハネムーンにも人気の観光地です。小さな村の中にはホテルが数件あり、中でも有名なのが5つ星ホテルの「Château Eza(シャトーエザ)」と「Hôtel Château de La Chèvre d’Or(シャトー ドゥ ラ シェーブル ドール」の2軒です。

シェーブル ドールは高すぎたので今回はシャトーエザに泊まってみました!シャトーエザは「世界一ロマンチックなホテルのひとつ」と言われており、中世のお城のようなデザインが特徴です。

これからシャトーエザに泊まることを考えている人の参考になれば嬉しいです!

シャトーエザへのアクセス

エズ村入口にバス停があり、エズ村に訪れる人のほとんどはこのバスを利用します。

マルセイユからエズに向かう道中についても記事にかいているので良かったら参考にどうぞ!

このバス停から3分ぐらいのところ(ほぼ村の入り口)にまずシャトーエザのレセプションの建物があります。フロントや客室はさらに村に入っていった中ほどにあります。

特に荷物を預けたりすることが無い場合は、このレセプションに寄る必要はありません。そのまま村の中のフロントに行き、チェックインをすれば良いです。

エズ村全体地図
村の全体図

荷物はどうするか問題

大きな荷物は村の入り口にあるレセプションに預けると部屋まで届けてくれます。バス停からこのレセプションまでも地味に結構な坂ですが2分ぐらいなのでここは自力で頑張ります。

シャトーエザのレセプション建物
車が入れるのはこの辺までなので混んでいる。

この奥の建物がレセプション。昔はレセプションからはロバが荷物を運んでくれたそう!今はスタッフが運んでくれます。ここでスーツケースを渡して置き、チェックイン後に部屋に持ってきてくれました。

チェクイン

身軽になって村を歩いていくと、フロントの建物が出てきます。迷路のような道ですが、随所に「Château Eza」の看板があり分かりやすいです。結構ハードですが、この道はもうエズ村の中なので、村の散策もかねてフロントに向かうことができます。車どころか自転車やバイクも走れないような道です。

エズ村訪問の際は歩きやすい靴推奨です。

シャトーエザフロント建物入口
フロント建物

チェックインは15時以降です、早くついたので、部屋の準備はまだでした。荷物はこのフロント建物で預かってもらえます。ただ預かると言ってもソファーに置いておくだけでした。常に受付の人の視界に入る場所ですが貴重品は預けないのが良いかもしれません。

私はレセプションで預けた荷物以外に、大き目のトートバッグを持っており、貴重品も特に入っていなかったので部屋が準備できるまで預かってもらいました。その間植物園に行ったのですが、植物園内はかなり階段の上り下りがあり、預けておいて良かったです。

ウェルカムドリンク

着いたらまずレストランのテラス席に通してくれて、ウェルカムドリンクをいただきました。無料です。「シャンパンで良い?」と聞かれてとりあえずそれをもらいましたが多分言ったら他のものでも出してくれます。

シャトーエザいちごのシャンパン

見た目もかわいいイチゴのシャンパンとナッツを出してもらえました。景色の良い席で飲めます。

ちなみに、この席についた時にパスポートとクレジットカードの確認がありました。また、ここで明日の朝食のオーダーシートをもらいました。前日の9時半までに出せば良い、とのことでしたが、出し忘れて夕食に行き、後に記載しますが7時半から23時過ぎまでかかったので間に合いませんでした笑 朝食を食べたい人は早めに出しましょう。朝食は部屋またはレストランで食べることができます。

部屋のレポート

フロントでチェックイン時にアップグレードの案内がありました。二つ上のランクの部屋がありており、50ユーロ(7500円ぐらい)でできるということなのでアップグレードしました。案内の時に、アップグレードする部屋を見せてくれました。ちなみに元の部屋は見せてもらえなかったので正直どれくらい変わったかは分からないです。(多分言ったら見せてくれたけど。)後から確認してみると、予約時の部屋はElegance room(エレガンスルーム)、アップグレード後はDeluxe room(デラックスルーム)でした。(予約サイトによって多少表記が異なります。)

二つアップグレードすることで、山側ビューですが、少し海も見えるのと、テラスが追加されました。テラスがあるとやっぱりすごくリゾートな気分になれたので、結果アップグレードして良かったです

シャトーエザ客室内ベッド
狭く見えますが広いです

部屋は壁が異常に赤いことが少し気になりましたが、広くて雰囲気があり良かったです。バスルームはシャワーとジャグジーが分かれており、洗面台も二つありました。さすが高級ホテルだけあって充実しています。ちなみにジャグジーは勢いがすごいので使ってすぐにやめて普通のお風呂にして楽しみました。アメニティはロクシタンでした。ちゃんとご当地ブランドにしてくれているところが嬉しいです。ボディクリームなど含め十分すぎるほど置いてくれていました。

ちなみに、シャトーエザの部屋は、グレードに関わらずそれぞれの部屋でかなり内装が異なります。

レストラン

ディナーは事前にレストランを予約していました。HPの「Gastronomy」のページ中盤の「Book a Table」を押すと問い合わせページに飛びます。

シャトーエザのHP
シャトーエザの問い合わせ画面

この問い合わせの「Information about the restaurant」を選んで予約しました。それで普通にメールの返信が来て予約できましたが、今見てると左の赤線を引いたところにレストラン予約用のアドレスが書いてありました。まあどちらでも予約できるということですね。

夜はコース料理のみです。事前にメールでコースメニューであるということと価格を送ってくれて、丁寧でした。

多分ほぼすべての席がオーシャンビューですが、一応「ハネムーンだからオーシャンビューの席にしてください!」と予約の時に書いておきました。食前酒のシャンパンと、飲み物はワインを一杯とデザートの時にコーヒーを頼みました。これは聞いてくれる流れで頼みましたが、飲めない人はお酒を頼まなくても全然問題なさそうでした。

シャトーエザレストラン食前酒

メニューはこちら。

シャトーエザ メニュー表

全部で9品です。

最初はめちゃくちゃまぶしかったですが、すぐに日がおちました。夜になっていく地中海とコートダジュールの町を見ながら食事ができるのは、やっぱり特別な体験です

料理は見た目がすごく凝っていました。魚を模していたり、岩っぽいお皿に乗っていたり、食材も海のものが多かったです。フランス料理というと重たいイメージですが、しつこくなく美味しかったです。お肉料理がなかったのは意外でした!

シャトーエザレストランからの景色
はじめのほう
シャトーエザレストランからの景色
だんだんと日が暮れていきます

コース料理の品数が多く、ゆっくり出てくるので7時半からの予約でお会計をしたのは23時すぎぐらいでした。フレンチを食べなれていないと正直ちょっとしんどいです笑

プチサプライズ

予約の時にハネムーンであることを伝えていたので、ディナーから帰ったらベッドのうえにプチサプライズをしてくれていました。

メッセージカードと、ロクシタンの枕スプレーとハンドクリーム、ケーキと焼き菓子を添えてくれていました。さすが5つ星。とても素敵な心遣いでした。ただ、ディナーの間にしてくれると思わなかったので部屋を散らかしたままにしていったことが悔やまれます。

ハートの形のケーキ
置いてくれてたケーキ。お腹いっぱいだったので翌朝食べました

チェックアウト

チェックアウト時はフロントに電話するとまず荷物を取りに来てくれます。その後フロント建物に行きチェックアウト、という流れです。

まとめ

以上、シャトーエザの宿泊レポートでした。正直エズ村への宿泊というのはアクセスも不便で観光量の少なさや夜の遊ぶところの無さを考えると効率が良いとは言えない(普通の旅行なら絶対日帰りを選ぶ)です。でも私は逆に街中の高級なホテルに泊まっても夜遅くまで街歩きをしてしまうと思うので、だからこそ静かな村でゆっくりできて特別な気分になれるのが良いなあと思いました!

特別気分な宿泊にしたい人におすすめ!

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