海外旅行にあたって準備しなければならないこと、それは現地での通信方法の確保です。以前までは空港で海外用Wifiをレンタルすることが主流でしたが、今はSIMを購入することが多くなっています。
今回初めて海外eSIMを使用し、結果、革命的に便利だったのでレポートを紹介します!
大前提ですが、海外SIMを利用するには使用するスマホがSIMフリーである必要があります。キャリア利用中の人はSIM解除をしましょう。
SIMとプラン選択
とりあえずSIMにするということは決めていたのですが、SIMカードにするのかeSIMにするのか、またどのプランにするのか選択した経緯を記録しておきます。
SIMカードか、eSIMか
結論海外eSIMを使用しました。
最初は何となくSIMカードにしようと思っていましたが、
- 現在使用中なのがeSIMであること
- 現地での手間をできるだけ無くしたい(SIM購入や入れ替えなど)
- これからはどうせeSIMがメインになっていくだろうから今のうちに慣れておこう
という理由でeSIMにしました。
夫はSIMカード使用中ですが、SIMカードとeSIMは併用できるのでSIMカードを入れたまま現地でeSIMをアクティベートするだけ。カードをなくす心配がないというのも安心ポイントです。
使ったのはairalo
eSIMで調べたところ、「airalo」というサービスが一番使いやすそうだったので選びました。今回eSIMが初利用だったので日本語対応、使いやすさを最優先で決めました。
購入プラン
airaloには3種類のSIMがあります。現地のeSIM、リージョナルeSIM、グローバルeSIMです。
現地のeSIM…国ごとのプラン。一カ国のみの訪問ならこちらで良いと思います。
リージョナルeSIM…地域ごとのプラン。
グローバルeSIM…全世界で使えるプラン。
今回私はスペインとフランスに行く予定なのでリージョナルeSIMを選びました。
現在のヨーロッパのリージョナルeSIMのプランはこのような感じです。
ヨーロッパ1週間の旅行にあたり、30日間有効期限の5GBか10GBで悩みましたが、ここで確認すると良いのが普段の月間使用データです。私は月に20GBほど使用していました。SNSの使用頻度が減ることやホテルWiFiがあること、もし足りなくなったらチャージできることを考慮し、5GBを選びました。
普段の使用データ量は、UQユーザーの場合「My UQ Mobile」アプリで確認することができます。auも同じで「My au」アプリで確認できます。他のキャリアはどうか分かりませんが、何かしらの方法で確認できると思うので、調べてみてください!
5GBで20USドル(日本円で約2900円)。今は円安でそこまでですが、WiFiのレンタルだと一日1000円ぐらいかかってくるのでかなりお得です。
購入方法 日本で事前購入!
アプリでとても簡単に購入できました。購入後は、日本でダウンロード(インストール)しておくと現地ですぐ使えるので便利です。ただし、有効期限が帰国日以降になるように注意しましょう。
私は約1週間の旅行で、購入プランの有効期限が30日間だったので余裕を持って出発の1週間前ぐらいにダウンロードしておきました。
ダウンロードすると、iphoneの「設定」→「モバイル通信」のSIM欄にairaloのSIMが追加されます。「旅行」など名前を変更しておくと分かりやすいです。
画像の「オフ」部分が出発前は「アクティベート中」になっています。
使用方法・感想
それでは、現地での使用方法とスペイン、フランスで実際に使ってみた感想を記録しておきます。
現地でのアクティベート
現地に着いての使用開始方法です。
私は日本にいる間にインストールをしておいたので、空港についた時点でアクティベートされ、すぐに使用開始できました。
現地では、普段のモバイル通信がオフ、海外eSIMがオンになっていればOKです。先程の「設定」→「モバイル通信」のSIM欄からSIMを選択すると、オンオフボタンで切り替えできます。使用するSIMの「データローミング」をオンにするのも忘れないようにしましょう。
実際速度はどうだった?
スペイン(バルセロナ)とフランス(マルセイユ、ニース)で使用しましたが、速度に問題を感じることは一度もありませんでした。
メトロや屋内でもスイスイ使えました!
※おまけ 中央アジアのウズベキスタンで利用しようとしたら電波が繋がらなくなりました!その時の記事はこちら。
何GB使った?
結果、7泊9日の旅で6GB弱使用しました。5GBでは使い切ってしまったので1GBチャージしました。チャージ後またギリギリになったので、最後の方はかなり節約しながらの使用でしたが、1回のチャージで済みました。
主な使用用途はグーグルマップです。お店や観光地の口コミや口コミの画像表示で結構電波を使うのかと思います。
期間中SNSは日本にいるときと比べてあまり見ず、WiFiがつながったタイミングで見るようにしていました。
今回5GBで足りるだろうと思っていましたが、WiFiが使えないホテルがあったので思ったよりデータ使用量が必要になってしまいました。海外なので、ホテルWiFiに頼りきれないところはあるんだなあという学びです。
チャージ方法
注意事項としては、チャージするには通信が必要なので、WiFiがあるところでしかチャージできません。データが無くなりそうになったら、使い切る前にチャージするのが安心です。チャージはアプリ内で簡単にできます。
私は途中で1GB(7日間有効)チャージしました。5USドル(約730円)です。
使い終わる時はどうする?
日本に到着したら、iphoneの「設定」→「モバイル通信」から、国内で普段使っていた回線をオンにし、海外eSIMをオフにするだけです。
まとめ(メリットとデメリット)
結論、海外eSIMのairaloは革命的に便利でした。今後の海外旅行でもぜひ使おうと思います。
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