バルセロナの建築家といえばガウディが有名ですが、カタルーニャ音楽堂も世界遺産として非常に人気の観光地。建築家ムンタネーの最高傑作と言われています。バルセロナの中心、カタルーニャ広場からも徒歩10分以内と立地も良いのでバルセロナに行った際はぜひ訪れてみてください。
今回は昼の見学ツアーに参加したので、その様子をお届けします!
カタルーニャ音楽堂の見学チケットは3種類
カタルーニャ音楽堂の中を見学するには、夜のコンサートか昼の見学チケットのどちらかが必ず必要です。
今回は昼の見学チケットについてご紹介します。
ガイドツアー 20ユーロ/人 50分間
オーディオガイドツアー 18ユーロ/人 50分間
セルフガイドツアー 16ユーロ/人 50分間
ガイドツアーはスタッフが案内してくれるツアー、オーディオガイドツアーとセルフガイドツアーは自分たちで自由に見学するツアーで音声ガイドありかなしかで分かれます。
ガイドツアーもオーディオツアーも数か国語から選べますが、現在日本語対応はしておりません。
ちなみに、メインのツアーはこの3種類ですが、公式サイトでは他にも写真撮影付ツアーなど色々ありました。興味のある人は見てみてください。
チケット取得方法
「GET YOUR GUIDE」というサイトで予約しました。日本語で予約でき、操作も非常に分かりやすいです。また、公式サイトと値段もほぼ同じです。
サイトにアクセスし、検索ボックスに「カタルーニャ音楽堂」と入れ検索すると、ツアーが一覧で出てきます。
黄色で囲っているのが自由見学ツアー(入場券のみ)、赤色で囲っているのがガイドツアーです。夜のコンサートを見たい人はその間のフラメンコのチケットを選びます。先程紹介した「オーディオガイドツアー」を希望の人は黄色から進んでいくと「オーディオ付き」を選ぶことができます。
ツアーをクリックすると詳細ページに飛びます。こちらもすべて日本語です。ページ真ん中に進むと、「空き状況を見る」という欄があるので「人数」「日付」「言語(日本語はないので英語)」を選びクリックすると予約できる時間帯が表示されます。
希望の時間帯をクリックし「カートに入れる」をクリック、そのまま購入の場合はカートから「支払いへ進む」をクリックしカード情報などを入れると購入できます。
日本のネットショップと同じようなものでとっても簡単でした。無事購入できていると、「ご予約が確定しました」というメールが届きます。
アプリをダウンロートしておき、当日アプリのチケットを見せればOKです。チケットを表示するだけならオフラインでも可能なのが安心。
他の方法としては、公式サイトや当日チケット窓口で買う方法もあります。英語対応や当日はチケットが完売の可能性も高いためGET YOUR GUIDEでとっておくのがおすすめです。
ほかの観光地のチケットなども入手できるよ
当日レポート
それではいよいよ当日の様子を写真と共にお届けします!
集合場所
ツアーの集合場所は入口のカフェです。カフェ横に音楽堂への入り口があり、集合場所にはガイドツアーの看板があります。
少し分かりにくいですが、迷ったら近くにいるスタッフに「ガイドツアーです」と言えば集合場所を教えてくれます。
このカフェも雰囲気がとっても素敵です!
ツアーの流れ
ツアーの流れはこんな感じです。
紹介ビデオ鑑賞→ガイドツアー(ここまでが約50分)→解散、自由に見学可
時間になるとスタッフが声をかけてくれます。この時、間違える人が多いのでガイドツアーを選んだのかセルフガイドツアーを選んだのか確認してくれました。その場合は、「20ユーロのガイドツアーを選びました」というと伝わりやすいです。
私の時は9:00からのツアーに参加し、自分たち夫婦と、アメリカからの夫婦の2組4人でした。早い時間だったからか、思っていたより少なかったです。
紹介ビデオを見てから、音楽堂内を見て回ります。ガイドツアーまでが約50分で、ガイドツアー中も随時写真撮影などできますが、ゆっくり撮影するならツアー後の自由見学時間になります。
ビデオを見るこのリハ用ツアーはおそらくガイドツアー参加者のみ鑑賞可能です。
ここから、ガイドツアーの案内内容の見どころをご紹介します。
見どころ①天井のステンドグラス
カタルーニャ音楽堂の見どころはなんといってもこのステンドグラスです。カラフルで繊細な装飾は圧巻の美しさ。
夜も綺麗ですが、元の色の美しさを見るなら明るい時間が良いです。
見どころ②内部のデザインのこだわり
音楽堂は、整備され都市化されたバルセロナ市内に対して、「自然」をデザインコンセプトとして造られているそうです。内部の至るところに花のモチーフなどが施されています。また、町の中心に位置しているにも関わらず建物内はとても静かで、確かに町とのコントラストを非常に感じることができました。
全体として自然をモチーフにした音楽堂ですが、特に客席2階は「庭」をイメージされており、花のモチーフなどがふんだんに使用されています。
見どころ③テラス
内装とはまた少し違ったテイストのテラスです。ここはガイドツアー参加者のみ見学できるという記事を見ましたが、実際当日はガイドツアー以外の人も自由に見学できるようでした。
元々は、長時間のコンサートの観客の休憩所として造られたそうです。
見どころ④パルプオルガン
ガイドツアーに参加すると、パルプオルガンの軽い演奏を聴くことができます。自動演奏ですが、夜のコンサート鑑賞でなくても音楽を聴けるのはとても嬉しいです。美しい音楽堂で聞く演奏は格別でした。
セルフガイドツアーだとこの演奏は聞けないですが、ガイドツアーと同じ時間にたまたま見学していると聞くことができるという棚ぼたがあります、笑
また、この演奏を聴くタイミングは客席の前方、舞台のすぐ前の客席で聴くことができます。この前方エリアはセルフガイドツアーの人は入れないのでガイドツアー参加者の醍醐味です。
英語ができなくてもOK?
結論、英語が分からなくても楽しめます。
私→聞き取りはそこそこできる
夫→英語ほぼ無理
で参加しましたが、夫によると、分からなかったが、建物内を回りながら解説してくれるので、Garden, Flowerなどの単語が聞き取れればなんとなく想像がつくところもあった、とのことです。
スタッフの人は話し方が早くないかや、質問がないかなど都度で確認してくれましたし、比較的明瞭な英語で話してくれました。
まとめ
結論、ガイドツアーにしてとても良かったです。
英語は全部は分からなかったですが、館内を周りながらなのでなんとなくイメージできますし、内装のストーリーなどを知ることができる方がやはり見ごたえを感じました。
また、旅行では中々現地の人とゆっくり関わる時間はないですが、現地の人と話すことができるのも旅の思い出になります。
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